ご挨拶

質の高い審査を通し、
組織のニーズに応えます。

第三者認証制度は、社会に広く拡大し、かつ浸透してまいりました。しかしながら、社会環境が変化する中で、認証本来の目的である認証情報を利用するユーザーとの関係、そして認証を受ける組織の皆様との関係もまた変化をしておりますので、認証機関としても積極的な対応が求められていると認識しております。 このような中で、当センターは、時代に対応した「質の高い認証」に拘ってまいりました。これを実現するためには、審査技術の継続的な向上が不可欠であります。 我々は、審査員が全員参加する技術検討会を力量向上の重要な場と位置付け、その内容の充実を図ってまいりました。その結果は認証活動に広く現れていると信じているところでございますが、規格が求める継続的改善の思想のもと、今後も重点的に取組んでまいります。 環境マネジメントシステム、品質マネジメントシステム、労働安全衛生マネジメントシステム及び道路交通安全マネジメントシステムの認証につきましては、マネジメントシステムの有効性を強く意識した審査を強力に進めてまいります。また、組織の皆様の経営課題を共有した立場から審査を組みたてることで、経営改善へも寄与してまいりたいと思います。 また、低炭素社会を求める国民的な要請から、今後、EVあるいはPHEVのシェアが徐々に拡大していくのは確実な情勢であります。EV/PHEV用AC普通充電器の製品認証では、認証という面から社会と充電器の調和を図り、新たな車社会の中でお役に立てるよう、先行的な製品認証活動を進めてまいります。 今後とも、認証サービスの社会的な重要性を強く認識し、継続的な力量向上を図り、顧客である組織の皆様の企業活動に積極的に貢献することをお約束いたします。


一般財団法人日本自動車研究所 認証センター
上級経営管理者 中野 節