よくある質問・お客様の声

お客様の声

ISO14001認証取得にあたり

株式会社フタバ平泉
ISO事務局 青山温美

1.会社紹介

当社は,愛知県岡崎市に所在するフタバ産業株式会社の100%出資の子会社で,2000年2月に奥州藤原文化の残る岩手県平泉町に設立された従業員110名の会社です.最新鋭の設備と若い社員のパワーでお客様に100%満足いただける製品づくりに邁進することをコンセプトとして「明るく活力に溢れ,想像性豊かな企業」「CS No.1に徹し客先の信頼を確固たるものとする」「地域に愛され,地域とともに成長し貢献する」以上の3つを経営理念とし日々の事業活動を行っています.
主要生産品としては,最大新鋭設備の2500tトランスファープレス,溶接ロボット,自動溶接機,NCベンダー,レーザー溶接機等を有し,自動車用のマフラー及びボディー部品の製造を行っています.

2.認証取得の経緯

ISO14001の認証を取得するにあたり各部署から計14名をISO活動推進メンバーとして任命し,キックオフ,認証取得に向けての導入教育を始めました.メンバーのほとんどがISOという言葉も初めて聞いたという程に何も分からないところからのスタートで,何度も勉強会を開催しメンバーがISOを知ることから始めました.手探り状態で,マニュアル・規定・要領・帳票類の作成,工場の環境影響調査,活動すべき項目の抽出,目的・目標の作成,実施計画の作成を行い,何度も会合を重ね2007年8月6日,経営者より全従業員へのキックオフ宣言を行い,2008年3月認証取得に向けISO活動推進メンバーを中心に,従業員一丸となり認証に向けて活動を開始しました.
誰もが直ぐに取り組めて,社内だけでなく家庭でも行えるよう「廃棄物の削減,省エネ,省資源」を環境目的として掲げ各分科会を筆頭に部署長,従業員へと活動をスタートしました.部署毎による実施計画・実績,従業員への環境教育,重要作業教育などによる周知徹底を行ってきた結果,約半年という短い期間でしたが,コンサルタントの先生のご指導やISO活動推進メンバーの努力と,従業員協力の下で認証取得へと至りました.

3.今後の活動

認証を得て満足することなく,ここからが本当のスタートだということを再認識し,ISO推進メンバーを始め全従業員が日々の活動を継続していきます.また,常に環境に対する意識を持てるようコミュニケーションの充実を行い,社内だけでなく地域社会とのコミュニケーションも今以上に充実させ,地域の方々と環境保全に対して取り組んでいけるように活動を広げていけたらと思います.その他の活動も少しずつレベルアップをはかり高水準での環境保全活動を行えるように取り組んでいこうと思います.
活動だけでなく規定などの文書類につきましてもまだ改善すべき点があると思いますのでしっかり話し合い,少しずつでも改善を行ってより環境に良い活動を自分たちが無理なく継続していけるよう考えて実行していきます.まずは,年1度行われるサーベイランスに向けて活動の継続,内部監査の実施及び監査員のレベルアップ,予防処置等の実施を行い準備していきたいと思います.
最後になりましたが,今回のISO認証取得にあたりコンサルタントの先生を始め多くの関係者各位のご協力に心から感謝申し上げますとともに,この場をお借りして御礼申し上げます.

ISO9001認証取得にあたり

森保染色株式会社
ISO事務局長 早川典雄

1.会社紹介,事業活動概要

当社森保染色株式会社は,1946年に毛織物産地である愛知県一宮市(旧尾西市)に設立された従業員90名ほどの会社です.当社は,産地の特性を活かし,毛織物,ニット,手編み用原糸をはじめ,自動車シート用繊維やカーテンほか各種インテリア用原糸など,さまざまな繊維素材の染色を行っています.当社の幅広い技術力,色に対する厳しい姿勢は顧客から高く評価され,国際線の航空機のシートにも使用されています.また,大手企業との取引も多数あり,製品にウールマーク表示可能なIWS認定も受けています.当社では,新技法の開発に力を注ぎ,常に国際的な視野で情報を収集し,多様な繊維素材に対応できるように多角的な技術力の開発を行っています.

2.認証取得の背景

顧客からの要請により,2007年7月のISO9001認証取得を目標に取り組みました.しかし,顧客からの要請に応えるためだけが認証取得の目的ではなく,さらなる品質の向上のための組織強化と人材の育成を目的として,品質マネジメントシステムを導入することにしました.また,多品種小ロット生産や,クイックデリバリーといった要望に対して,臨機応変に対応できる組織,そして問題に対して自立的に課題解決をする人材の育成を目指しました.当社では,2005年4月にISO14001の認証を取得し,マネジメントシステムが当社にとって有効であることを感じていました.それは,社員の意識改善に繋がり,各部門でも業務改善が実行されたことにより実証されています.

3.取り組み

品質管理責任者1名,事務局2名,各部門から活動推進者として27名を任命し,2005年11月にキックオフしました.まず最初に行ったことは,各部門の業務内容を調査し,業務フローを作成することでした.活動の過程で,今まで明確ではなかった管理ポイントが明確になり,問題点が多数見出されました.また,曖昧であった部門間の取り決め事項が明確になり,部門間の問題点が解決されました.
 次にISOの要求事項に対応した当社のルールを確立し,品質マニュアルを作成しました.ルールの確立にあたっては,業務フロー作成時に解決した事項を織り込み,さらに各手順書を作成しました.各部門の活動推進者は何度も討議を重ね,全員が納得できるシステムを目指しました.また,内部品質監査員の養成研修を開催し,28名の監査員を養成しました.そして,品質マネジメントシステムの運用の中で課題を抽出し改善しました.その後,内部品質監査とマネジメントレビューを実行し,審査に臨み,認証を取得することができました.

4.今後の活動

2005年にISO14001,そして今回ISO9001の認証を取得したことにより,会社の基盤が確立されました.これからの重要課題は,生産管理システムの見直しです.その目的は,コストの低減とクイックデリバリー,不良流出の撲滅を実現することです.それは,経済活動のグローバル化による人件費の安い海外のメーカーとの競合や,燃料などの高騰によるコストアップの影響が背景にあり,深刻な問題となっているためです.そして,顧客の多様な要望に対応するためには,幅広い情報収集と企画開発がポイントになります.そのために,人材の育成,技術力の向上,顧客や同業他社との連携を図り,顧客の要望に応え,継続的改善をテーマに着実に活動をしていきます.
 当社のモットーは,全ての製品にハイクォリティーと高付加価値の実現を目指す「技術信用第一主義」であり,全社一丸となってISOの活動に邁進する所存です.