
一般財団法人日本自動車研究所 認証センターは、1996年の設立以来、
自動車業界に特化したISO審査・製品認証に取り組み、
クルマ社会の品質・環境・安全の向上を支えてまいりました。
設立30周年を迎えるにあたり、これまで支えてくださった
登録組織の皆様、関係機関の皆様、自動車業界の皆様へ感謝をお伝えするとともに、
これからのモビリティ社会に向けた私たちの歩みと展望をご紹介します。
1996年の設立以来、JARI-RBはISO審査・製品認証に
関する取り組みを重ねてまいりました。
設立から現在までの主な出来事を、年表でご紹介します。
1990年代半ば、環境マネジメントシステムへの関心が高まるなか、
通商産業省(現 経済産業省)自動車課のご提案のもと、
自動車業界独自のISO審査機関を設けることとなりました。
日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車車体工業会をはじめとする関係団体の
ご支援とご協力をいただきながら、JARI内に審査機関が設立されました。
ISO審査・製品認証を中心に、自動車業界の品質・環境・安全に向き合う取り組み。
ISOや環境法令などをテーマに、有料・無料の各種セミナーを開催しています。出張セミナーやオンラインセミナーなど、目的や受講環境に合わせて選ぶことができ、開催内容や日程はWebサイトから確認・お申し込みいただけます。
また、無料のメールマガジンでは、セミナーの開催情報や環境関連法規制などの動向をお届けしています。
JARI-RBが歩んできた30年は、変化する社会課題に対し、認証と評価を通じてその解決を支援してきた歩みでもあります。
環境問題への対応を支えるISO 14001、品質向上を支えるISO 9001、交通事故の削減を目指すISO 39001、働く人の安全を守るISO 45001など、私たちはさまざまな認証活動を通じて、安全で持続可能な社会づくりに貢献してまいりました。
そして今、新たな社会課題として、情報セキュリティの重要性が急速に高まっています。サイバー攻撃や情報漏えいは一企業だけの問題にとどまらず、サプライチェーン全体の事業活動を停止させかねないリスクをはらんでいます。とりわけ自動車産業では、多数の企業が連携して製品やサービスを提供しており、サプライチェーン全体の安全性の確保が大きなテーマとなっています。
こうした背景を踏まえ、JARI-RBは2027年から「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」の評価機関として活動を開始する予定です。評価を通じて企業のセキュリティ対策の強化に寄与するとともに、自動車産業全体の競争力強化と安定した事業活動を後押しします。
さらに将来的には、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証事業への参入も検討しています。
環境・品質・安全に加え、情報セキュリティという新たな領域においても、第三者機関として企業の持続的な成長を支えていく。それが私たちの目指す姿です。
JARI-RBはこれからも、公正・中立・専門性を基盤に、社会が求める認証・評価サービスを提供してまいります。次の30年も、自動車産業をはじめとする産業界とともに歩み、安全で持続可能な社会の実現に貢献していきます。