2011年度 判定委員会委員の研修会が行われました
2011年度 判定委員会委員の研修会が行われました
去る9月14日(水)、今年で6回目となる環境及び品質マネジメントシステム(ISO14001、9001)の弊所審査登録センター判定委員会委員の研修会が、図南鍛工株式会社大和工場で行われました。
同社は昭和13年に神奈川県川崎市で創業、その後43年に神奈川県大和市に主要設備を移転、現在に至るまで足掛け70年以上にわたり、熱間鍛造技術に確固たる地位を築いてきました。同社では大型車や建設機械向けのアクスル、デフ、ミッション等の関連部品、そのほか鉄道車両、風力発電等の部品を製造しています。
工場見学では大物型鍛造設備、中空品鍛造設備、クロスロール鍛造機、高速スクリュープレスなどが活躍する現場を詳細に案内していただき、真っ赤に熱せられた材料が10t ドロップハンマーで型打される迫力に圧倒されました。
見学後の同社社長、幹部の方々と判定委員との質疑応答では、多品種少量生産におけるマニュアル策定の苦労、品質確保に向けた対策、徹底した消音、振動対策の実施などによる地域との共生を重視した姿勢、労働環境改善のための取り組みなどさまざまな観点から議論が行われ、研修会の目的である判定業務に求められる新しい思考、技術の知識習得にとって、大変有意義なものとなりました。
快く見学を受け入れて下さいました図南鍛工株式会社大和工場の皆様をはじめ、研修会開催にご尽力をいただきました皆様方にこの場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。