ISO認証までの流れ
ISO認証までの流れ
会社の業務内容や目的によって異なります。複数のISOを組み合わせて運用する場合もあります。
本社のみ、支店のみ、ある製品のみなど、範囲を定めます。取得範囲によって期間、マニュアルの内容などが異なります。
事務局を設立し、責任者、事務局メンバーを選出します。ISOシステムを構築し、マニュアル制作を行うメンバーです。 責任者は取締役もしくは役員が務めるのが一般的です。
経営者による導入宣言を行い、全従業員に対して「ISOを取得する」ことを意識づけます。
審査の手順や準備する書類、申請、費用など詳細についてご相談ください。
マネジメントシステムを計画に沿って構築し、社内勉強会による社員への研修、マニュアルの作成などを行います。
構築したマネジメントシステムを実務内で運用しながら改善を加えるとともに、書類の見直しと改善を行います。
審査登録の申し込みを行います。登録証の発行希望時期があればそこから逆算して審査を計画します。
貴社からお申込みをいただき事前調査票を受領いたしますと、審査契約に係わる貴社の活動内容や審査に必要な事項等の準備状況を確認するため、審査を担当する者が半日程度、貴社を訪問させていただきます。事前調査に関わる費用は無料です。
チームリーダーの内諾
事前調査に先立ち、内定した貴社の審査担当者(審査チームリーダー候補)の経歴を示した審査要員台帳をお送りいたしますのでご内諾下さい。
審査基本計画書(審査の概要計画)と認証費用の正規見積書をご提示いたしますので、合意された段階で、審査 契約を締結させていただきます。
準備状況の最終確認
マネジメントシステムに関わる文書、審査計画作成に必要な文書の提出等、準備状況を最終確認いたします。
初回審査は、第一段階審査(文書審査)と第二段階審査(本審査)の二段階で審査いたします。
お申込みいただいたISOに係る貴社のマネジメントシステムが構築運用され内部監査及びマネジメントレビューが完了しますと、第一段階審査(文書審査)に移行できます。第一段階審査(文書審査)は、貴社のマネジメントシステムがお申込みいただいたISOの最新版の要求事項に適合して適切に構築されているか、また第二段階審査(本審査)に移行できるかを審査いたします。
第二段階審査(本審査)は、貴社のマネジメントシステムがお申込みいただいた ISOの最新版のすべての要求事項に適合し、かつ適切に運用されているかを審査いたします。
審査報告書の提出
審査報告書を依頼者の方に提出いたします。ただし、是正処置の完了に時間がかかりますと、その分、審査報告書の提出が遅れます。
判定委員会は、第三者で構成された認証センター内の諮問機関です。貴社のマネジメントシステムを審査したチームリーダーから、審査内容や審査状況の説明及び審査結果の報告を受け、審査が適正に実施されたか否か、審査チームの出した結論が妥当であるか否かを判定し、登録可否を答申いたします。
登録が決定いたしますと、登録及び登録の維持に関して、貴社と認証センターの双方が順守すべき事項を定めた登録契約を締結いたします。登録契約は、登録証に記載された範囲(付属書がある場合は付属書に記載された範囲を含む)について適用されます。登録の有効期限は3年間になります。
登録後、登録を維持・継続するためには、定期審査を受審していただきます。定期審査には、登録の有効期間内(登録日から3年間)に12ヵ月毎に行うサーベイランス審査と登録日から3年毎に行う更新審査があります。
貴社のマネジメントシステムが、お申込みいただいたISOの最新版のすべての要求事項に引き続き適合し、かつ継続的に改善されていることを審査いたします。本審査の最終日を基準として12ヵ月以内に最初のサーベイランス審査を、また、その後1年に1回定期的に定期審査を実施します。また、2回目のサーベイランス審査は、原則として登録日から2年後の1週間前から2ヵ月前までの期間内の事前に協議し合意した期日に実施いたします。
貴社のマネジメントシステムが、お申込みいただいたISOの最新版のすべての要求事項に引き続き適合し、かつ継続的に改善されていることを審査いたします。登録日を基準として3年を超えない時期に実施します。原則として有効期限の1ヵ月前から3ヵ月前の期間内の事前に協議し合意した期日に実施いたします。