2015年度 判定委員会委員の研修会が行われました

2015.12.16
 今年で9回目となる環境及び品質マネジメントシステム(ISO14001、9001)のJARI-RB判定委員会委員の研修会が、11月25日(水)に、京三電機株式会社本社・第1工場(茨城県古河市)で行われました。

 同社は、燃料供給系製品をはじめとして、燃料濾過系製品、燃料制御系製品など、幅広い製品を生産しています。 また、ガソリンフューエルポンプモジュール、ディーゼル噴射制御製品等、より高い機能、より高い信頼性を要求される製品づくりで次代のクルマ社会の基盤構築に貢献しています。プレッシャレギュレータは世界シェア第1位です。

 工場見学では、自動車用燃料関連部品のアルミダイカスト製造工程、樹脂成形工程などを見学しました。ロボット制御で、自動化されたアルミダイカスト成型機では、40秒ほどで完成品が仕上がっていました。安全の体験道場や多品種少量生産に対応する屋台村での活動は、品質および環境面を向上させるための創意工夫に日々、尽力されており、現場主導の改善活動が推進されていました。

 工場の概要説明の場では、同社が行っている社会貢献活動、環境活動についてもご説明いただき、積極的な取組みが印象に残りました。見学後の質疑応答で、多品種少量生産のための工程管理や工程全体の見える化による安全管理について解説いただきました。

 今回の研修会では、判定業務に必要な技術知識、改善活動、新しい視点など、気づきも多く、各判定委員の力量向上にもつながり、非常に有意義なものとなりました。快く、見学を受け入れて下さいました京三電機株式会社の皆様をはじめ、研修会開催にご尽力をいただきました皆様方にこの場をお借り致しまして厚く御礼申し上げます。